省エネ関連の補助金予算に今後も注目です。
脱炭素社会に向けて、我が国の C02 排出量の約３割を占める民生部門における省エネ、再エネ利用等を促進するため、国はカーボンニュートラルの実現に向けた住宅・建築物の省エネ化や木材利用の促進を様々な角度から進めています。
その一つとして2023年初頃から「こどもエコすまい支援事業」という補助金がありましたが、大好評のため既に予算枠がすぐに埋まってしまい、活用出来ない方も多くいらっしゃいましたね。
我々もこの支援策の延長やそれに替わる新たな補助制度などを望んでいましたが、2023年8月24日に公開された国交省の令和6年度予算概算要求概要には「脱炭素社会の実現に向けたグリーントランスフォーメーション（GX）の推進とZEH・ZEB の普及や木材活用、ストックの省エネ化など住宅・建築物の省エネ対策等の強化」として、予算1,225億円が盛り込まれています
★令和6年度予算概算要求概要のリンクPDFの22ページに記載があります。
実際の予算が今後どう確定していくのかは未だ不明な状態ですが、国がカーボンニュートラルを達成する動きに住宅やビルの省エネの取り組みは欠かせない項目になりますので、何らかの動きは出てくると思われます。
詳細の内容が発表されるタイミングとしては例年ですと12月～1月頃となりますので、わかり次第追ってお伝えしたいと思います。