住宅の性能って?(3)
こんにちは。リノベーション事業部の松下です。
前回「断熱気密」のお話をしました。今回は、断熱についてです。そもそも断熱とはどう言うことでしょうか?
暖冷房した家の中の熱を外に逃がさない、或いは、寒い(暑い)外の熱を家の中に入れないようにすること言えると思います。この断熱性能は、「UA値」と言う指標で表され、「外皮平均熱貫流率」と言います。(聞きなれないですよね?)
これは、屋根・サッシ・外壁・床等、外部に接している部分(外皮といいます)から、どれだけ熱量が逃げるのかを、外皮全体で割った数値です。この数値は小さい方が断熱性能が良くなります。
この「UA値」は、日本全国を8つの地域に区分けして、それぞれで決められています。
これから建てようとする家の断熱性能や燃費がどのくらいのレベルなのか「省エネ基準」を理解し、「省エネ計算」を行うことが必要となります。
きちんとした根拠なく、暖かい(涼しい)家ですとは言えませんよね?具体的な家の性能がわかるようになりますので、これから家を建てようと考えている方にとってありがたいことだと思います。「UA値」については次回お伝えしていきたいと思います。
今回は以上になります。