断熱改修(1)
今回は断熱改修についての優先順位や方法について具体的にお伝えしていきます。
つまりどこから手を付けたらいいのか?ということについてです。
それを知るためには、暑い寒いの影響を受けやすい(熱の出入りが多い)部分はどこかということを考えてみると良いですよね。
そうです。ズバリ、『窓』です。
夏は74%、冬は52%の熱が出入りしているそうですので、先ずはこの部分を改修することが最優先になります。
工事的にも一番手がつけやすい取り組みになります。
「お知らせ」でもお伝えしましたが、国も本格的に省エネに力を入れ始めまています。
2023年はかなり高額な補助金制度もありました。住まいを所有する方にとってもかなり好評だったことから今後も継続となると予想されます。
具体的な省エネの方法としまして大きく分けて以下の2通りです。
(A)内窓設置
(B)外窓交換(カバー工法)
(A)は既存窓の内側に新しい窓を新設する、または既存の内窓を取り除き、新しい内窓に交換する工事をいいます。
こちらのメリットは簡単で工期も短くて済むのが特徴です。デメリットはサッシが2重になりますので、開閉や掃除に手間がかかります。
(B)は既存窓のガラスを取り外し、既存窓枠の上から新たな窓枠を覆い被せて取り付け、複層ガラス等に交換する工事をいいます。
こちらのメリットは新築と同様の仕上がりになります。デメリットは一旦既存のサッシを取外しますので、内外装の工事が必要になります。
どちらもメリットとデメリットがありますのでよく考えて工事をされるようにしてください。
詳細をもっと知りたい方は、是非リノベステーションまでお出かけください。